2017年12月5日火曜日

孤独な創作者達へ、ロックンロールバンド『the pillows』の楽曲をオススメしたい。

どうも、ノンジャンル人生です。今回は完全に趣味記事です。

皆さんは『the pillows』というアーティストを知っていますでしょうか?邦楽のロックバンドで、他の多くのアーティストから熱狂的支持を受けているバンドでもあります(トリビュートアルバムが二度も出ています)。アニメ関係だとガイナックスの「FLCL」で楽曲が使われていて知っている人もいると思います。

しかしこのバンド、売れない……全然知名度がない!!あまりにも不遇すぎて付けられた二つ名が、「永遠のブレイク寸前」。もう笑うしかないですね。エイベックス期に多少知名度は上がったかもしれませんけど、焼け石に水って感じもします。

しかし!!その楽曲は非常に魅力的で、「Funny Bunny」「ハイブリッド・レインボウ」「ストレンジ・カメレオン」などの名曲が心を掴んで離しません。これらの楽曲に共通するのは、「世界から理解されない自分」がもがいていく様子。周りの色に馴染めなかったりしながら、俺は戦っていくぜと歌うボーカルの山中さわおの歌は、孤独に苦しむ人たちに手を差し伸べてくれます。

幾つか歌を紹介します。どれも公式から。
















良すぎる……(光悦)。アルバム漁るとこれでもかというくらい名曲に当たります。特にアルバム「LITTLE BUSTERS」「HAPPY BIVOUAC」は屈指の名盤なのでぜひ聴いてもらいたいところです。

で、このpillows、ぜひ創作者にこそ聴いて欲しいと思っています。実際創作活動は孤独との戦いです。本当にこれでいいのか?評価されなかったらどうしよう?自分が作っていることは無駄じゃないのか?長い間作業を続けるとそういった思考に陥りがちです。また、創作物は完成されたものでないと評価されず、それまでの期間は周りとの断絶を感じる時があります。そもそも創作活動自体多くの人に理解されず、変わり者扱いされた人も少なくはないと思います。

だからこそ、pillowsなのです。彼らは歌い上げます。自分たちが出来損ないのカメレオンだと。マトモじゃないと。それでも昨日まで君を苦しめたものを、この世の果てまで投げ捨てに行こうと歌ってくれるのです。

こう、ド直球に投げつける歌詞はなかなかありません。一度刺さるとしばらく取れません。たぶん自分は今後もずっと刺さり続けると思います。ぜひ皆さんも聴いてみてください。あなたを応援してくれる一曲と巡り会えるかもしれませんから。

0 件のコメント:

コメントを投稿